三井ゴールデン匠賞では3月にプレゼントキャンペーンを実施し、総計8,479名の方にご応募いただきました。どうもありがとうございました。
厳正なる抽選の結果、当選された皆さまには第1回三井ゴールデン匠賞受賞者の作品をお送りさせていただきました。
また、賞品のひとつである「伝統工芸に触れる北陸旅行」が5月20日~21日に実施されましたので、その模様をお届けします。
訪問先:株式会社 能作 NOUSAKU LAB(新社屋見学・工房体験)/富山県高岡市
http://www.nousaku.co.jp/
金箔さくだ(金箔貼り体験)/石川県金沢市
http://goldleaf-sakuda.jp/
金沢観光(ひがし茶屋街・兼六園)/石川県金沢市
株式会社 能作 NOUSAKU LAB
第1回「三井ゴールデン匠賞」グランプリの株式会社能作。今年の4月にオープンしたばかりの新社屋 NOUSAKU LABを見学しました。広報担当の能作千春さんに工房内のガイドをしていただきました。伝統工芸の分野では後継者不足が課題のひとつとなっていますが、株式会社能作は、産業の将来性、ものづくり、技術継承の重要性などの情報発信を積極的に展開した結果、職人希望の若者が集まっているそうです。
見学の後は、実際に体験工房で錫製のぐい呑などの製作体験をしました。大盛り上がりとなり、時間を延長しての体験となりました。
金箔さくだ
1919年(大正8年)に金箔の製造職人としてスタートした「金箔さくだ」。
金箔貼り体験では、自分だけのオリジナル金箔製品を作っていただきました。
参加者の声
「旅行というと観光名所巡りをイメージしがちですが、その土地の文化に触れ、体験することで、より深くその土地のことを知ることができました。」
「子どもたちの人生の選択肢に職人さんという生き方もやりがいがあるということを伝えていきたいと強く思わされました。」
「作業工程を職人さんの近くで見学できてよかったです。体験したことで、伝統工芸品が高価である理由もよくわかりました。」
「ぜひ三井ゴールデン匠賞の活動を続けて、日本のすばらしい伝統工芸を絶やすことなく広めていってほしいと切に思います。」
今回の旅行は、ご参加の皆様に「見て、聞いて、体験して」いただき、まさに「伝統工芸に触れる」企画となりました。
今後もより一層の伝統工芸界の発展にお役に立つよう、三井ゴールデン匠賞は活動をしてまいります。